「東京物語」 奥田英朗

東京物語 (集英社文庫)

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東京での青春。
上京してきた時の怯え、慣れてきた頃の浮かれた話、
自分って仕事できるんじゃねとかいう驕り、いつまでも実家に帰ってくるものだと思っている母親、
なんでもいう事を聞くと思ってるくだらないクライアント。
想い出せば、すべてが大切な青春だった。

東京に出てきた日の母親の行動に共感。たしかに風景を見ておきなさいとか意味分かんないこと言ってたなー
しかも上京して三ヶ月くらいはみんなが自分のことを見ていて、田舎者だって馬鹿にしてるんじゃないかと心配してた。

【フレーズ】
・クリスマス一色となった街路を、着飾ったカップルがいちゃつきながら歩いている。転ばねえかなと念力を送ってみた。
・エレベーターの中で靴の紐がほどけているのに気づいた。反射的にかがんだら壁に頭を打ちつけた。
・母がいなくなると久雄はやかんでお湯を沸かした。なんとなくそういうことをしてみたかったのだ。
・山手線が久雄を追い越して行った。
・久雄は歩幅を小さくした。あまり早く駅に着きたくなかった。

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