「ガール」 奥田英朗

ガール (講談社文庫)

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ひとに勧めたくなるレベル。

読みたいのは気持ち。
おもしろいのは登場人物の気持ちなのだ。
うますぎる。

女のめんどくささを書いている。
ちっちゃい「ぁぃぅぇぉ」とかつかわなきゃいけないし。めんどくさい。

でもそのめんどくささに、だれでもが(男でも)共感してしまう。

微笑ましい意地悪は見てて心地いいから、おもしろいのかもしれない。

【フレーズ】
・「地鎮祭のときは、わたしが巫女をやりましょう」笑わせてもくれた。聖子は泣けた。裕子には向こう一年、酒を奢ろうと思った。
・マンションかー。ゆかりは深くため息をついた。欲しいのに、買いたくない。この気持ちに、深く立ち入りたくない。
・お光もいくの?とも思ったが、歓迎する態度を示した。自分と千恵が最年長にならなくて済むのはいいことだ。
・「おかあさんが作るのと、どっちがおいしい?」少し困らせてやる。「どっちも」祐平は目を合わせないで答えた。

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